【SVシングル・S8】3闘+イダゲザダー対面フルアタ構築【最終レート2000(474位)】

 


初めまして!もしかしたらお久しぶりです!
シーズン8において、SVで二度目のレート2000達成できました!
前回は構築記事書かなかったのですが、今回は折角なので書いてみたいと思います。

ちなみに、普段はニコニコ動画ポケモンゆっくり実況を作成しています。
この構築の動画も後日上げるのでぜひその時は見てください!

「ポケモンSM~SV」 アースさんの公開マイリスト - ニコニコ
※8/5 追記 動画投稿しました!

www.nicovideo.jp

 

 

<構築経緯>
シーズン8のパーティづくりは結構色々試しており、このパーティは3度目の大幅改変で最終日4日前に作られたものでした。
オオニューラのみ最初期から使い続けており、安定して強かったので継続して採用。
ただ、環境遷移の過程でサーフゴーが大幅に増えてかなり動きづらくなっていたため、
サーフゴーを強く意識したパーティ改変を行った。
また、TOPメタであるカイリュー、ハバタクカミ、パオジアン、水ウーラオスを対面で処理できる編成にしたく
エース枠として、これらに一貫性の高いフェアリーテラスドドゲザンを採用。
また、途中のパーティで使っていて、対応範囲の広さと前述のポケモン達と戦えることを評価し、チョッキコノヨザルとイダイトウ♀を採用。
ラオスが何テラスしても一貫した対応を取りやすく、増えてきた飛行テラバカイリューをワンサイドに仕留めれる眼鏡サンダーも採用。
最後の補完に、パオジアンを上から倒しつつハバタクカミ以外のトップメタ勢に強い枠としてテツノブジンを採用した。

そして気づいた時にはなんか全員フルアタだった

 

<個体紹介>


A252 S252 D4 A↑C↓:毒テラス

3闘のひとり
普通の襷オオニューラ・・の、フェイタルクローをダストシュートに変えて
パオジアン対策としてフェイントを添えたもの。

フェイタルクローでなくダストシュートなのは、フェイタルクローは火力が低くて
50%の上振れを引かないと結局誰も倒せないなと使っていて思ったこと
襷持ちとして、ゴツメカイリューやゴツメサンダーに触れないのがデカイこと(しかも毒引けば2発で落とせること)からダストシュートを選択した。
副産物として、ミミッキュや耐久振ったハバタクカミも一撃で落とせるのが強い。
まぁ当然20%の技外しで負けたこともままあったが、それでもダストの火力お陰で勝てた試合の方が多かった。

また、オオニューラの猫だましが有名な分、逆に今なら猫だまし打てない!とかかってくる相手が多く、そこでフェイントを撃てるのが強み。
無傷で敵を突破後、裏から出てきたパオジアンの撃破やとりあえず襷を削って退場等ができる。

あと、ダストシュートも猫だまし読み受けだしによく刺さる。

ダストシュートの火力
HB252サンダー:91 ~ 108 (46.1 ~ 54.8%) 乱数2発 (55.9%)
H252カイリュー:118 ~ 139 (59.5 ~ 70.2%) 確定2発(乱数or毒or毒テラスで2発倒せる)

 

H60 B164 C252 D4 S28 C↑A↓:妖テラス

なんで使用率が低めなのか信じられないほど便利な先発枠
素早さは4振りカイリュー抜き

オオニューラに誘われて先発に飛んでくる、サーフゴーや水ウーラオス、ドラパルト等々を刈り取るのが主な仕事。
先発でパオジアンや悪ウーラオスと対面した場合はフェアリーテラスを使う。
カシブの実はゴースト半減実。これのお陰で、サーフゴやハバタクカミ、コノヨザル等に勝てる。
このイダイトウが即死するのは、鉢巻きカイリューの逆鱗やボルトロスやレジエレキの電気技ぐらいのため、耐久と火力と技範囲、からのアクアジェットによる先発性能が非常に高い。

ちなみに適応力による火力は控えめテツノドクガよりも一回り高いぐらいある。
アクアジェットにも適応力がのるので、勝てる範囲はかなり広い。
ちなみにシーズン8時点で相手にアクアジェットが読まれるのかは、たまーに読まれるかな程度。

耐久ライン
鉢巻き飛行テラバカイリュー:174 ~ 206 (85.7 ~ 101.4%) 乱数1発 (6.3%)
鉢巻き水ラオスの水流連打: 90~ 108 (44.3 ~ 53.2%) 乱数2発
シャドーボールの火力
Hサーブゴー:180 ~ 216 (92.7 ~ 111.3%) 乱数1発 (62.5%)

 


H252 A60 B132 D52 S12 B↑C↓:妖テラス

このパーティ一番のエース枠

物理耐久にガッツリ振り、火力に振れて無い分を鉢巻きを持たせることで補ったドドゲザン。
基本的な立ち回りは、裏から出して妖テラバを連打すること。
ゴリゴリに物理耐久にふることにより、妖テラスを使えば地震も大したダメージにならず、なんならカイリュー地震ならテラス使わなくてもほぼ2耐えするレベル。
イダイトウ♂やガチグマのような、物理トリルエースを返り討ちにする時にもこの耐久が役に立つ。
鋼悪からのフェアリーへの耐性変化に戸惑っているうちに相手を半壊させるのが仕事。
特殊耐久は、臆病ハバタクカミの眼鏡ムンフォ高乱数耐えぐらいにしている。
火力は、テラス使ったH振りカイリューを妖テラバで高乱数2発にできるぐらい。

ちなみに、似た種族値で似たことができるポケモンとしてディンルーやガチグマがいるが、彼らと違って、パオジアンが初ターンにつららおとしを撃たないというメリットがある。
テラス使ったのにパオジアンに怯まされてキレた人は多いと思うが(もちろん私も!)
ドドゲザンであればその試行回数を減らせる。
また、特性負けん気によりハバタクカミの甘えるやランドロスの威嚇が効かないこと
火力に振ってない鉢巻きのため、鉢巻きバレしづらく
相手が勝手に不意打ち読みして自滅するケースがめちゃくちゃ多いのが非常に強い点だと思う。

ちなみに思念の頭突きは対毒
このパーティの誰も地震を持っていないため、相手の毒テラスがあまりに重く採用した。


耐久ライン
意地水ラオスのグローブ水流連打:90 ~ 108 (43.4 ~ 52.1%) 乱数2発
意地カイリュー地震:90 ~ 108 (43.4 ~ 52.1%) 乱数2発 (10.9%)
意地イダイトウ♂適応力水テラ球ウェーブタックル:166 ~ 198 (80.1 ~ 95.6%) 確定2発
臆病ハバタクカミのムーンフォース:90 ~ 106 (43.4 ~ 51.2%) 乱数2発 (6.3%)
テラバーストの火力
H252B4無テラカイリュー:96 ~ 114 (48.4 ~ 57.5%) 乱数2発 (93.8%)

 


H140 A252 B4 D124 S20 A↑C↓:鋼テラス

3闘の2人目
チョッキで特殊受けも兼ねたコノヨザル
素早さは4振りランドロスと最速ガチグマ抜き

ハバタクカミの眼鏡ムーンフォースを耐えて憤怒の拳で返り討ちにできる。
普通は眼鏡ムンフォで十分コノヨザルを倒せるので、妖テラスも使わずに撃ってくるので勝ちやすい。
負けん気なので特攻下がればボーナスチャンス!
また、岩石封じと冷凍パンチを使えば、飛行テラスと鉢巻き逆鱗以外のカイリューに対面から勝てる。
特に、冷凍パンチ持ってることを誰一人予想してないので
ガブやカイリューに対して驚くほど刺さった。いやほんとマジで刺さった。持たせ得だったと言っていい。
勝手にカイリューが受けだしてきてマルスケ消えて冷凍パンチで溶けるのが気持ち良すぎる。カイリュー的にはコノヨザル相手にノマテラを気軽に切れないのもポイント。

うちのパーティに地面がいないこともあり、特殊電気受けもよくしている。
ただし物理受けサンダーはちょいしんどい。
他役割としては、イーユイやテツノツツミ対策も兼ねている。

鋼テラスは、ハバタクカミのムンフォを耐えれないほど疲弊してる時に対面した時や
カイリューの鉢巻き逆鱗等のドラゴン技を耐えるのに使っている。
使う機会自体は少な目

耐久ライン
控えめハバタクカミの眼鏡ムンフォ:176 ~ 210 (86.6 ~ 103.4%) 乱数1発 (18.8%)
控えめイーユイの悪の波動:67 ~ 79 (33 ~ 38.9%) 乱数3発 (99.8%)

 

H124 C148 S236 S↑A↓:炎テラス

眼鏡をかけたアタッカーサンダー
素早さは最速ウーラオス抜き

電気の一貫がとれた瞬間、とてつもない制圧力を誇るポケモン
例え地面が居たとしても、暴風連打で(当たるなら)だいたいなんとかできたりする。
サーフゴーが絡んでいたら熱風を撃てばいい。

サンダーがアタッカーであるという認識が低いため、予想外の痛手を与えやすい。
しかも水テラスが流行っていることもあり、相手が勝手に電気の通りをよくしてくれることも多い。

霊獣ボルトロスとの違いは、悪くない耐久、そしてタイプ一致暴風の存在。
そして一番は眼鏡がまるで読まれないこと。
使ってみると、ただ高火力で殴ってるだけなのに何よりも意表がつけてしまう強さがわかる。

調整に関しては、一時期使っていたオボンサンダーの調整を使いまわしてるので深い意味はなかったりする。
とはいえ、火力耐久ともにいいラインついてるなと使っていて思った。

役割としては当然ウーラオスと、サーフゴーに対しての後出し要員(電磁波とゴールドラッシュ受け)と飛行テラバカイリューへの備え等。
TOPメタ勢のハバタクカミとパオジアンの相手ができないこと以外、わりと何でもいける口。

なお、炎テラスはそのパオジアンやハバタクカミに強くなると思って採用したが、一度も使わなかった。
素直に強い電気テラスでもいいと思う。

 

H76 C252 S180 S↑D↓:電気テラス

3闘最後の1人
素早さは準速オオニューラ抜き抜きにして残り耐久

最後にパーティインしたポケモンであるが、その時に欲しかったポケモンの条件が
・つらら怯みを心配せずパオジアン相手にテラスタルを切らずに勝てること
・ここまで対策ガンスルーだった受けループの対策になること
であったため、思いつく限り唯一それを達成できる電気テラス両刀テツノブジンを採用した。

選出としてはほぼ殿として使っていた。

電気テラスは、耐性変化と10万ボルトの火力を上げるため。
耐性面では、サーフゴーのゴールドラッシュを半減にできるようになるのが大きい。
また、サンダーなどを役割対象にできるようになる。ついでに飛行テラバカイリューも倒せる。
水テラスが流行っていることもあって、予想外のところで電気テラス10万が刺さることもあった。

4災全員の相手ができてカイリューにも強い非常に強力なポケモンだが、何といってもハバタクカミに弱い点だけは注意しないといけない。
具体的には、選出時に他2体でかならずハバタクカミを倒せる展開を考えておき、ラストにハバタクカミテツノブジン対面を作らないこと。
これさえ守ればとっても強いが、これを守るのが難しく刺さっているのに選出ができない場面はままあったと思う。

なお、テツノブジンを採用してから150戦ほど対戦したが、実は受けループと当たったのは一回だけ。
その一回では、電気テラスを使ってヘイラッシャドヒドイデハピナスをきっちり3タテしている。気持ち良かった

耐久ライン
臆病ハバタクカミのムンフォ→電気ブジン:139 ~ 165 (87.4 ~ 103.7%) 乱数1発 (25%)

A4ディンルーの地震:67 ~ 81 (42.1 ~ 50.9%) 乱数2発 (2.7%)

 

<立ち回りと選出>

・先発イダイトウ+ドドゲザン+何か

一番よくやった選出
相手にサーフゴーかドラパルトが居て霊獣ボルトロスが居ない場合はだいたいイダイトウを先発に置いていた。
イダイトウでサーフゴーを突破できれば、ドドゲザンの妖テラバが通る感じ。
6~7割はイダイトウを初手に繰り出していた。

・他選出:特に固定ナシ

ボルトやレジエレキ、イーユイあたりのイダイトウを一撃で倒せるようなポケモンが相手に居る時はコノヨザルを先発にしていた。
コノヨザルもサーフゴーの相手ができたりする。

基本的に、イダイトウかコノヨザルかオオニューラが先発になるのは間違いなかったかと思う。

それ以外は、上手く対面で戦えるように色々選出。
こちらのオオニューラ対策が相手初手に来やすいこと(または受けだしできる駒が控えてること)、ハバタクカミが高確率で繰り出されるので備えてとくこと
この2点が一番重要だったかなと感じる。
VSカイリューに関しては、こちら全員に戦う手段があるので意識する必要はない。
強いて言うなら、サンダーを出してると突然の飛行テラバカイリューにも気持ちよく対応できるか。


<苦手な相手>

・毒テラス全般

このパーティ、毒に対して抜群をつけるのがドドゲザンの思念のづつきしかない。
しかも、インファイトムーンフォースダストシュート等、こちらの高火力技が半減にされる事が多い。
有効打を撃てるのがドゲザと眼鏡サンダーくらいしかなくなるのでとにかく辛かった。

・蓄えるドオーみたいな耐久積み展開

何といってもこちらフルアタパ、相手が積むことを止められない。
多少は火力で解決できるが、ドラパルトの壁展開などを止める手段もないのがつらみ。
幸いだったのは、環境に高火力ポケや積ストッパーが非常に多く、耐久積み展開そのものの難易度が高くてめったに見なかったことか

 

<最後に>

私はシーズン中にパーティを変更するのを苦手としているのですが
最初に使っていたアヤシシトリルからのガチグマ軸は、中旬にレート1860くらいまで行ったのにその後5桁順に爆速直行。
そこでパーティを大きく変えて挑んでレート1800に帰れたものの、今度は最終日5日前時点で2万位まで順位が溶けてしまった。
これはもう駄目で元々だしやっちまえと1からパーティ思想を考え直し大幅改変
そして最終日にレート2000まで行くことができた。

同じパーティ、または似たパーティをシーズン中使い続けることで練度を上げてた私にとって、これは新しい経験であり、実績を積めたことによる自信にもつながった良いシーズンでした。

あと余談ですが、今回の私の順位がまさにレート2000のボーダーでした。

ちょっと気持ちいいよね!

もし質問等ありましたらこちらに ツイッターことX:@ars0001

https://twitter.com/ars0001