【SVシングル・S14】メテビドータクンwithハコガジテ【最終レート2008:最終順位436位】


初めましてお久しぶりです
シーズン14においてレート2000を達成できましたので構築記事を書こうと思います
今期は、私がずっと愛用しているガオガエンが復活したシーズンでもあったので、是非とも2000行きたいと気合いれてたので達成できて本当に良かったです!

ちなみに、普段はニコニコ動画でゆっくり実況のポケモン対戦動画を投稿しています
今シーズンの動画もまた投稿予定なのでもしよければご覧ください

アース - ニコニコ


※20240204追記
動画投稿しました!

www.nicovideo.jp


<構築経緯>

まずガオガエンをアタッカーで使いたいというところからスタート(アタッカーなのは趣味)
そして折角だからDDラリアットを使いたかった(叩き落とすじゃないのは趣味)
で、はたきおとすよりDDラリアットが活きる場面というのは、悪技を連打する場面や、他ポケモンごとパラドックスやオーガポンにも一貫して安定ダメージを出したい場面
という方向の発想から、DDラリアット連打で高ダメージを出す拘り鉢巻き型で採用することを決めた
火力が不足しがちかつ、拘りハチマキトンボがえりで高負荷を与えれるという観点からも相性がよいと判断

そして、ガオガエンをアタッカーとして使う場合はトリックルームをかませるとグンと扱いやすさが伸びると思っているため
前シーズンちょっと軽い気持ちで使ったら思いの外ガチで強かった、トリックルーム採用のメテオビームドータクンとトリルエースのテツノカイナを採用した
エスパー鋼浮遊という耐性は根本的にガオガエンと相性が良く、トリルドータクン&カイナの並びで戦う時に面倒であった、サーフゴーにガオガエンが強いという点もよかった
テツノカイナについては、地面以外ガオガエンと弱点が被らず(地面はドータクンが透かせる)ガオガエンが絶対勝てない水流ウーラオスにとても強いというのが評価点
トリルポケとして有名なアカツキガチグマとはここが違うのと、ドータクンが特殊型なのでトリルエースは物理が欲しかったという点で確定した

そして、過去作経験からガオガエンには草タイプを添えておくのが良いと思ってる
なので、ガオガエンが絶対勝てない水流ウーラオスより早くて起点にすることも可能であり、何よりテラスで強化されたジャローダを使ってみたいという欲望で採用
相手の起点作成ポケモンをリフストの起点にするというその選出圧力もよいと思った

トリルベースのためパーティ全体が鈍足よりになっていること、ガオガエンの添え物としてフェアリータイプを入れたかったことから、ブーストエナジーハバタクカミを採用
この枠は上手く運用できなかったり途中変えたりもしたが、最終的に炎タイプやランドロスに強い、水テラバ採用ハバタクカミで落ち着いた

最後の枠として、当初はウーラオスに強く先発に使いやすい眼鏡ライコウを起用していたが、このパーティにやたらと眼鏡ハバタクカミを初手投げされるようになりご破算に
その時の感触として、ハバタクカミランドロスカイリュー、次点としてアカツキガチグマサーフゴーブリジュラスあたりが初手に投げられることが多いと感じた
ゆえに、特にハバタクカミランドロスカイリューを誘うにも関わらず彼らには無類の対面性能を誇る、襷コノヨザルを先発要員として採用しパーティが完成した

 

<個体紹介>

ガオガエン

H244 A196 B4 D44 S20 A↑C↓ 悪テラス

初手要因、サイクル、威嚇撒きと受け、トリルアタッカーをするマルチ枠

調整
耐久は、無補正C252ハバタクカミのムーンフォース→43.2~51.2%
素早さは、Sに振らないアシレーヌポリゴン2ガオガエンをほぼ抜ける程度に
(トリル軸ではあるが、上から殴れる時は上から殴る方が強いので)
残りをAに

戦える範囲を広くし汎用性を上げ、選出しやすくしたアタッカーガオガエン
そこそこ程度の攻撃力を補う、打点の高いフレアドライブは確定
DDラリアットを採用することで炎オーガポンやパラドックスへの対処を楽にできる
蜻蛉帰りはサイクル戦はもちろんのこと、純粋な虫技打点としても重宝する
ガオガエンを繰り出す対象としてパオジアンやトドロクツキ、ラティ兄弟などがいるが、ハチマキ蜻蛉であれば安定打点としても選びやすい
(パオジアンへのとんぼがえり→90.4%~107.1%)
地震は、イーユイやエンテイを一撃で倒す打点、ドヒドイデへの崩し手段、晴れパのウガツホムラへの大きな削りとして使う
(H4ウガツホムラへの地震→78.5%~92.9%)
ついでに耐久無振り水流ウーラオスへの打点にもなる(82.4%の乱数2発)
ちなみに地震は技採用率圏外技のため、見せてなければ絶対に通る

主な役割対象はハバタクカミやサーフゴー、トドロクツキやパオジアン、ラティハッサムに炎オーガポン等
晴れパのウガツホムラストッパーとしても重宝する
先発に出すことが多く、相手の初手ハバタクカミやサーフゴーを倒すかとんぼ返りで有利対面を作る
カイリューを素で相手するのはしんどめで蜻蛉帰りでドータクンに回すのが丸いが、ゴツメでなければ悪テラスを交えて倒すことはできる
    DDラリアット:H244B4カイリュー→55.4%~66.0%
悪テラスDDラリアット:H244B4カイリュー→74.2%~88.4%

悪テラスはこんな感じに受けポケを突破する時用。使用頻度は低め

ちなみにハバタクカミへのDDラリアットのダメージはこのくらい
無振り→130%~153.1%
H100B100→100.7%~119.6%
だいたい落とせるがガン耐久振りには耐えられるよと言った感じ
フレドラ読みで水テラスされることもあるので、そこでDDラリアットを選べてると美味しい

このパーティで唯一サイクルができ、唯一積まずに火力を出せるポケモンでもあったので、そういう隙間を埋める形でもかなり選出できたのが個人的に満足感あった

 

ドータクン

H252 C252 D4 C↑A↓ 水テラス

トリルメテビドータクンが強いと気づけた前シーズンの自分がMVP

調整
火力が足りてないのでCに振り切る!BD高いしHにぶっぱだ!以上!

まずは大事なトリックルーム起動
カイリューランドロス対面であれば悠々と起動できる
特にランドロスはこのパーティにわらわら出てくるのトリル起点にしやすい
また、ハバタクカミのシャドーボール程度は耐えれるので(相手に挑発が無ければ)気にせずトリル起動できる
だいたい攻撃を耐えれるドータクンであるが、ハチマキ水テラス水流ウーラオスの水流連打、高打点の炎技等などは耐えれない
そこで、これらに対しては水テラスを使うことでトリル実行が可能となる
後続のエーステツノカイナも防御用水テラスのため、ドータクンにテラス使うことがネックになるケースは少なめ

そして相手が全く予想していないメテオビーム放つことで、唐突にトリル下特殊エースドータクンが誕生する
特に、ランドロスカイリューが逃げ先として、炎オーガポンやイーユイテツノドクガを選ぶことが多く
彼らをメテオビームで消し飛ばせれば、わりと本当にそのまま2~3縦できる
(ただし絶妙に火力が足りずH252炎オーガポンは43.8%の乱数1発)
この技が事実上最高打点になるので、相手の裏に炎が居なければとりあえず打っていい
カイリューにも結構なダメージが入るので(H244D4カイリューに82.2%~97.4%)、とりあえずメテビ打ってからサイコノイズ連打で多くのカイリューを倒すことができる

そうサイコノイズ、実はこの技が本当に偉い
トリックルームの弱点として
・相手の耐久ポケに回復技で時間を稼がれる
・身代わり連打でターンを枯らされる
というのがあるが、音技のサイコノイズであればその両方を止めることができる
トリルを見たカイリューはとりあえず羽休めを選んでくるので、上からサイコノイズを打てばそのターンの行動を無効にしつつダメージを与えれる
ちなみに食べ残しの回復も防ぐし、ドレインパンチも打てなくなる
ドレパンが打てなくなるのを利用して、回復して時間を稼ごうとする水流ウーラオスも封じれる
ちなみにメテオビームを挟まないと火力不足なのには注意
(水流ウーラオスへの無積サイコノイズ→乱数1発25%)

なお、もちろんラスターカノンも積まなければ火力不足
(ハバタクカミへの無積ラスターカノン64.6%~78.4%)
てっていこうせんなら火力は足りるかもしれないが、トリル始動枠が自主退場するより
放置できない強力なトリル始動枠を相手が倒すようにするか、トリル始動枠がそのまま無双する方が強いと思ってる(自分のリソースを自分で捨てるより、相手にリソースを使わせる方がトータル有利になると思ってる)

そのため、使い方も技構成もこんな感じになった

ちなみに、昔からトリルに関してこんな思想を持っていたが、それを実現できるポケモンにSVでは出会えずトリルを使えないでいた
でも、このガオガエン復活シーズンでその思想を体現するポケモンにとうとう出会えたのは幸運だったと思う
(一番最初は「誰でもいいからメテオビーム使えるポケモンで遊びたい」でドータクン選んだのがスタートだったけど・・)

ちなみに弱点としては、鋼タイプへの打点が無いが故のサーフゴーのキツさ
サーフゴーには本当に勝てないので前後のポケモンでカバーしよう

 

テツノカイナ

H52 A252 B36 D164 A↑C↓ 水テラス

種族値モンスターのトリルエース

耐久調整
S↑ハバタクカミのムーンフォース→78.9%~92.4%
C↑アカツキガチグマの無テラブラッドムーン→83.9%~99.2%
A↑カイリュー地震→49.2%~58.5%(オボン込み2耐え)
S↑パオジアンのつららおとし→35.5%~42.0%(オボン込み3耐え)
Hを偶数にすることにより、サンダーダイブを外してしまった時にもオボンが発動する

トリルドータクンからのつなぎ先
テツノカイナは元々、高火力を出そうとするとインファイトワイルドボルトで折角の耐久を下げてしまうのが難点のポケモンだった
が、サンダーダイブを手に入れたことで火力耐久問題が解決
まさしく高火力高耐久ポケモンの鏡と化した

剣の舞を採用することで、ランドロスへの交代読み時の安定行動やブリジュラスの持久力を発動させない動きができる
また、B特化サーフゴーも剣舞を積むことで突破できる
トリル下で剣舞を積むことでカイリューのアンコールを恐れずに済む
テツノカイナがありえないレベルの耐久をしているので、積む機会はいくらでもあるのが強み
剣舞をトリル中に一度積んでおけば、トリル終了後もほとんどのポケモンに勝てたりする
そんな風に、トリルがない場面やトリル切れの後でも安定できるように最遅やS下降補正にはしなかった
実際これは正解だったと思っているが、まぁ好みかなと思わなくもない

最遅にした場合のメリットは最遅アカツキガチグマより遅くなれること
逆に言えば、素早さを下げなければトリパにいるガチグマを上から殴れる
ちなみにトリックルームは、ガチグマでは一撃で倒せないドータクンが解除できたりもするので、なおさら最遅にしなくていいかなという感触

水テラスは、炎超火力と水超火力の対策しつつ地面等倍にするのと、パオジアンの怯みゲーに安心感を得るため
地面技使いに関しては、わざわざ無効や半減にせずとも等倍にするだけで返り討ちにできる

 

ジャローダ

H20 C252 S236 S↑A↓ 炎テラス

ラスタルで技範囲の弱点を克服した天邪鬼

調整
C252振りすることでC+2リーフストームでハバタクカミが落とせる・・かもしれなくなる(乱数50%)
少しHに振ることでハバタクカミの眼鏡ムンフォをほぼ耐えれるようになるので、Sを110族抜きにしてちょいH振り(6.25%の乱数1発)

当初は襷で採用していたが、それだとどうしても弱い部分があり使いづらかった
それは、ジャローダというポケモンリーフストームの一発目を外すと本当に何もできなくなってしまうところである
命中不安高火力技使いが技を外すのは仕方ないところがある・・・が、普通は当たれば一撃、外しても次の攻撃当たれば一撃で落とせるから命中不安のリターンがとれるのである
ところがジャローダ、1発目を外したら特攻が上がらないため2発目だけ当てても本当にたいしたダメージにならない。つまり詰みである
ゆえに、その弱点を完璧に克服する広角レンズを採用した
これによりリーフストームの命中率は脅威の99%
弱点を完璧に克服した最強ジャローダが誕生した
・・・本当に冗談抜きで強くて使いやすくなったし選出率上がりました
アタッカージャローダを使うなら意地を張らずに広角レンズ堕ちするのオススメ

補助技として蛇にらみではなく挑発を採用
理由としては、このパーティが鈍足or高速に偏っているので、麻痺を入れて後続につなげても麻痺のおかげで上をとれるケースが少ないため
なら、挑発で相手の起点作成や龍舞を封じたり、ハピナスラッキーを無理やり突破できる方が使い勝手がいいと思い採用した
実際蛇にらみより使う機会が多く、このパーティでなら正解だった思う

使い方としては、次鋒あたりに出し相手の瀕死ポケ、もしくはアシレーヌやウーラオスラグラージや水オーガポンなどを起点にリーフストームを積むこと
サーフゴーやハッサムが受けに来たら炎テラスで消し飛ばそう

弱点としては結局リーフストームの命中率が99%なこと
まさかまさかの最終日夜にリフスト連打で勝ち勝ちの場面で唯一1度だけのリフスト外しをした。泣いた。

 

コノヨザル

A252 B12 D4 S236 A↑C↓ ステラテラス
(妖怪努力値4足りない)

対面最強の先発要員で選出率No1

調整
Sに振り切る意味があまり無いと思ったので、Bに少しだけ割いてキノガッサのタネマシンガンを耐えやすくした(48.5%の乱数4発が18.59%の乱数4発になる)

パーティが安定してからは6~7割くらい初手に投げたポケモン
前述した通り、このパーティへ初手としてハバタクカミ、ランドロスカイリューがよく投げられる。特にハバタクカミは群を抜いてる
そして襷コノヨザルは

憤怒のこぶしで襷ハバタクカミ以外にはまず勝てる(この対面9割は勝った)

ランドロスも飛行テラス使われない限り冷凍パンチで一撃
スカーフ飛行テラスでも冷凍パンチで9割削れる

カイリューは岩石封じ→冷凍パンチで多くの初手カイリューを突破可能
飛行テラスなどで冷凍パンチを耐えられても瀕死寸前にはできる

炎オーガポンなら岩石封じ→インファイトでH振りでも突破(初手剣舞されたら無傷突破)

アカツキガチグマはステラインファイトを使えばH振りを確定1発(109%~128.1%)
初手ガチグマはコノヨザルの火力をナメてるので、無テラス以外使われたことがないから安定する

ブリジュラスにはステロを撒かれた上でジャポやイバンで襷を削られておいしくないが、インファイト連打でひとまず負けることはない
この対面でも火力をナメられてテラスを使われないのがポイント

と、いう感じに
初手に来やすいポケモンに対してかなり多くのケースで有利をとれるのである
しかもコノヨザル、憤怒のこぶしの性質上とんぼ返りやクイックターンで襷を削られることが無い。おかげで対面を倒すことだけ考えればOKになる
このように初手対面でアドバンテージを得て、残りをトリル軸で締めるのが一番の勝利パターンになる

ステラテラスは、インファイトアカツキガチグマを倒すのがメインだが
冷凍パンチの火力アップで飛行テラスランドロスを倒せるようになったり、憤怒のこぶしの火力を引き上げて確定数ズラししたりと、格闘テラスにするより便利だったと感じた

弱点としては、殴ってくるサーフゴーには勝てるがトリックしたり電磁波するサーフゴーは苦手なこと
相手の起点構築系ポケモンの相手は得意ではないこと(そういうのにはジャローダが強いので圧よろしく)
初手鉢巻き水流ウーラオスには何もできないことである(ここもジャローダさん

 

ハバタクカミ

H52 B84 C236 D4 S132 S上A↓ 水テラス

水テラバでハバタクカミ対策を対策するハバタクカミ

調整
元々身代わりを採用してポリゴン2イカサマや冷凍ビームを身代わりが耐えるようにしていた
が、このパーティにポリゴン2が出てこなくなって身代わりを捨てたため、耐久調整が形骸化してたり
Sは最速トドロクツキ抜き

正直言うと私はハバタクカミを使うのが苦手です
ハバタクカミは全方位からメタられているポケモンであり、軽い気持ちで出すとすぐ相手のメタで倒されてしまう
パッと見汎用性の塊だからとほいほい出してると、出したら負ける呪いのポケモンになってしまう、というか実際成ってた
とはいえ、ガオガエンに添えるフェアリー枠としては現環境だと良い耐久してるアシレーヌか良い速さしてるハバタクカミの2強
どうにか運用できるようになりたいということで
私のパーティに対して、相手が使うハバタクカミメタの傾向を分析

その結果、一番使われるのはカイナガエン対策込みのランドロスであると確信
ついでに、エンテイやドクガが居たらまず出されるのも、うちに地面や水がおらずハバタクカミが要るからだと考えた

ゆえに、それをメタりつつ不意の鋼技を受け止めれる水テラバースト型にハバタクカミの型を変更
ハバタクカミの水テラスは多いが、水テラバする個体はほぼ居ないのも奇襲性が高くグッド
私はメタられるよりメタる方が好きなのだ

結果としてこれはうまく行っており、出したら負ける呪いは解除されていい感じに高速枠として活躍してくれた

 

<立ち回り>

選出率は

コノヨザル>ドータクン=テツノカイナ=ガオガエン>=ハバタクカミ>ジャローダ

初手投げ安定のコノヨザルが多く、相手ハバタクカミが苦手なジャローダは少な目(初手にハバタクカミを誘うためのジャローダでもあるので致し方ない犠牲)、他は大きくは変わらず

後ろにトリルを置いたトリルベースの立ち回りをするか、後ろにハバタクカミジャローダを置いた上から殴る戦法をとるか、大きくはこの2択になる

ちなみにガオガエンがアタッカーであること、コノヨザルがインファイト冷凍パンチ持ちであること、ドータクンが特殊メテオビーム型であること
これらは全然読まれないので、この不意打ちで崩していきたい

 

<選出サンプル>

・コノヨザルorガオガエン+ドータクン+テツノカイナ

基本選出
先発は、ランドロスやガチグマ、ブリジュラスと戦えるコノヨザル優先なことが多い
初手サーフゴーに絞るならガオガエンの方がよく、カイリューハバタクカミに対してはどちらでもよい
ガオガエンは生きてればサブトリルアタッカーにできるというメリットもある
初手対面勝ってトリル、ドータクンカイナで締め、が理想
トリル中に3体倒すのと2体倒すのでは労力のケタが違うので、初手にさえ勝っておけばかなり試合が優勢になる

・コノヨザル+ガオガエン+ハバタクカミ

晴れウガツホムラ軸に
コノヨザルの岩石封じでコータスの脱出パックを強制発動
ウガツホムラをコノヨザルで削って、ガオガエンで倒す
コノヨザルでステラインファしておけばハバタクカミでも倒せる
というのが基本的な流れ
初手コータスじゃなくてハバタクカミとか出してくれたらコノヨザルでパパっと突破し、ガオガエン地震の一貫作れるのでナオヨシ
ウネルミナモが後ろに居そうなら水テラスハバタクカミで対処できる

・コノヨザルorガオガエン+ジャローダ+@誰か

初手にアシレーヌが来そうな時や、初手水ウーラオスに備えたいとき
初手対面最強格のコノヨザルだが、アシレーヌと水流ウーラオスには勝てない
なので、そいつらをジャローダで起点にする並び
アシレーヌはともかく、水ウーラオスには水テラスのドータクンカイナでも取り戻せるので優先度低めな並び

・誰か+誰か+ハバタクカミ

トリルしない軸
トリルが刺さらない時や水テラスハバタクカミが刺さってる時にやりがちだが、例外パターン的な選出なので相手見ていい感じに選出しよう!

<苦手な相手>

・初手水流ウーラオス

初手水ウーラオスガオガエンもコノヨザルも苦手なので初手に来ないように構築単位で牽制はしてる。そのおかげかそんなに来ない
が、ガオガエンとコノヨザル採用している以上来るときは来る
裏から来る分には問題なく対処できる

・受けループ

このパーティでは受けルに安定して勝つことはできない
鉢巻き蜻蛉のガオガエン、ドヒドグライを完封できるドータクン、特殊でハピラキ倒せるジャローダ
など、パーツが無いわけではないが構築としてまとまっていない
なんやかんやと競り負けることが多かった

・挑発ハバタクカミ

ドータクントリックルームが止められて泣く
相手の選出傾向のせいか、ハバタクカミ以外の挑発で止められたことは無い

 

<最後に>

これまでレギュB、D、Eでレート2000を3回達成できているので
このガオガエンが復活するタイミングでレート2000とれなくなったら・・こう・・どうしよう!っていう勝手なプレッシャー感じてました
レギュFファーストシーズンで無事レート2000を達成できてほんと嬉しかったですし、本当にホっとしました()

実際このシーズンも苦戦しており、2月中旬でレート1800付近まではいけたものの、その後はそれこそ最終日までずっと伸び悩んでいました
原因として色々ありましたが
ざっくりまとめるなら、とにかく経験値貯めが必要な構築だった
に限ると思います
SV環境での初ガオガエン、ほぼSV初トリル、トリル交えたときの残り3体どうするか等々
実地検証しないとわからないことだらけでした

なので、もう最終日までは経験値稼ぎだと割り切ってパーティ微調整と構築の練度上げに集中し、勝負の最終日夜に8時間かけてレート200盛って2000達成しました

レート2000達成はできてますがギリギリ滑り込みが多く、2000以上にそもそも挑戦できてないのでいつかこの先にもチェレンジもしたいなーって考えながら、この記事を終了したいと思います

もし質問などありましたらこちらに ツイッターことX(旧twitter)@ars0001

https://twitter.com/ars0001

【SVシングル・S12】ミロカロトドロロロロ対面構築【最終レート2009:最終順位264位】


はじめましての方ははじめまして、お久しぶりの方はお久しぶりです!
シーズン12においてレート2000を達成できましたので構築記事を書こうと思います!
レギュCレギュDに引き続き、レギュEでも2000とれたのは本当にうれしい限りです

普段はニコニコ動画でゆっくりポケモン動画を作成しています
今期の対戦も投稿しましたので、もしよければご覧ください
(型紹介動画というより楽しんでるだけですが)

マイリスト:アース - ニコニコ

↓動画リンク

www.nicovideo.jp



 

<構築経緯>

碧の仮面DLCの新技でトドロクツキが叩き落とすを手に入れたことに注目し、叩き落とすで後続への負荷をかける能力が上がったことから
龍舞前提調整を脱却し、サイクルも視野に入れた対面的立ち回りができるんじゃないかと考えた
新たな役割対象としてS110のオーガポンが誕生したこともあり、一週回ってようきASフルアタ構成が強いのではないかと思いシーズン10から使い始める

そして当時考えたパーティではフェアリーの一貫を切りつつSを上げれる積みエースが欲しかったため、両方を満たせるブロロロームを採用した
以前からよく使っていたポケモンだったため、過去採用していた地ならし型をDLC新技の10万馬力に変えることで楽に実用化できた
新たなブロロロームの起点としてアローラキュウコンが居たのも追い風であった

シーズン11ではこの2体に+他新ポケ、スカーフサンダーも使って戦っていたが、あと一歩勝ちきれずの結果になった

 

勝ちきれなかった原因のひとつとして、アカツキガチグマが想像以上に増えてそれの対策が甘かったことがあると思い、ここに厚く対策するようシーズン12ではパーティを改造していった

ガチグマの高火力高耐久と殴り合うため、多少素早さがあって耐久のあるポケモンに拘り眼鏡か拘り鉢巻きを持たせて運用したいと考え、火力耐久のバランスとあらゆる場面で一貫する熱湯を使えることから眼鏡ミロカロスを採用

シーズン12では耐久振りオーガポンが増えたこと、なんやかんやステロがあるとトドロクツキやブロロロームカイリューを突破しやすくなることからステロを採用したくなったが、対面軸だったためステロをまく余裕がなかった
というわけで、あくまで対面軸として殴りつつステロを撒け、さらにアカツキガチグマのノーマルを半減に地面技を等倍にして対面勝利できる、チョッキバサギリを採用

バサギリを入れたことでありえないくらい初手水ウーラオスが来るようになったので、多彩な水ウーラオスのテラスタイプや持ち物に縛られず一番アドバンテージとれるのは誰かと考え、高火力かつ裏に胞子で負荷をかけやすく、しかもガチグマに強い襷キノガッサを採用

最後に、実はシーズン11からずっと採用していたスカーフサンダーを、選出誘導的観点やなんやかんや早いポケモン欲しかったことからずるずるそのまま使い続けたことでパーティが完成した

 

<個体紹介>

A252 S252 H4  S↑C↓ 飛行テラス

パーティのエースであり選出率No1、シンプルイズ最強ただのASフルアタトドロクツキ

最速にすることで、オーガポンだけでなく準速パオジアンやハバタクカミを抜けるようになる
これで拾った試合はままあるので、中途半端に耐久調整するより振り切った方が強い
また、龍舞をしないためトドロクツキが削られることがかなり少ない
その結果、トドロクツキを止める役割のブーストハバタクカミと無傷で対面する機会が非常に多くなる
無傷かつテラスタルが残っている場面ならば、HB特化でなければテラスアクロバットでハバタクカミを一撃で倒せるためトドロクツキ有利になる
ハバタクカミからの攻撃は臆病C特化眼鏡テラスムンフォでようやく乱数であるため、負けることはほぼ無い
アカツキガチグマが龍舞読みで受けに来る場合でも、叩き落とす→テラスアクロorげきりんでH振りアカツキガチグマを倒せるので、ガチグマとの有利不利が逆転
受けに来るヘイラッシャも、はたき→テラスアクロアクロ(orげきりん)でだいたい倒せるため、ただ龍舞せず殴るだけで相性が逆転するケースが多い
相手のトドロクツキストッパーが龍舞せず殴ってるだけで倒せてしまうため、あとはそのまま掃除や削りをすれば勝てるケースが非常に多かった

技は、入れ得のはたきおとす、テラス使わず高い打点を出せるげきりん、オーガポンやウーラオスに強くなるアクロバット、あると鋼毒テラスを処せてドヒドイデに強く便利な地震

半端じゃなく技範囲が広くハバタクカミがあまり怖くなくオーガポンウーラオスに有利で舞う起点を考える必要もないため、非常に選出がしやすかった

また、後述のバサギリが居ることにより、相手のトドロクツキ対策が襷持ちやカイリューではなく、ブーストハバタクカミやアカツキガチグマになりがちなのも追い風であったと思われる


知って得する耐久ライン
C↑アカツキガチグマのブラッドムーン→74.5~87.8%(飛行テラスで真空波耐え)
知って得する火力ライン
飛行テラスアクロバット→炎テラスオーガポン→95.4%~112.9%
げきりん→炎テラスオーガポン→103.2%~122.5%
地震→炎テラスオーガポン→116.1~136.7%

 

 

H244 C228 D36   D↑A↓ 妖テラス

おそらく一番先発に投げたであろう、特殊耐久に自信のある眼鏡ミロカロス

この耐久により、主だった特殊アタッカーの攻撃をだいたい3発以上に抑え
眼鏡熱湯でだいたい2発で倒すことができる
具体的な数値はこちら

特殊耐久
C↑アカツキガチグマ無テラ補正1.2倍ブラッドムーン→78.6%~92.5% 真空波9.4%~11.5%
C↑サーフゴーのシャドボ→28.3%~33.3% 眼鏡→41.7%~49.2%
S↑ハバタクカミのムンフォ→30.3%~36.3% 眼鏡→45.2%~53.7%
S↑テツノツツミのフリドラ→41.7%~50.7% 眼鏡&テラス→85.5%~101.4%
C↑イーユイの悪の波動→37.8%~44.7% 眼鏡→55.7%~66.1%

眼鏡熱湯火力
H244アカツキガチグマ→107.7%~128.7%
H244サーフゴー→47.1%~55.9%
H4ハバタクカミ→50.3%~59.5%
H0テツノツツミ→48%~57.2%
H4イーユイ→111.4%~132.8%

ちょっと乱数悪いと2発で倒せないこともあるが、熱湯で焼けば勝てる
実は物理アタッカーに弱くはあるが、熱湯で焼けば勝てる
カイリューを受け出されることがあるが、熱湯で焼けば勝てる
焼く隙の無いパオジアンやウーラオスには妖テラスで勝てる

ついでに、特性勝気ゆえにムンフォやシャドボの追加効果が怖くなく、おまけに熱湯でフリドラの氷が防げる

技は、役割追行技の熱湯と、妖テラス時にわりと強いドレインキッスが確定
後は滅多に使わないのでなんでもいいが、テラス無いカイリューに打つための冷凍ビームとちょっと火力が欲しい時用のハイドロポンプとした
他候補としては、妖テラバ、ガチグマ確殺ミラコート等がある

このパーティが強烈にサーフゴーを誘うこと、ハバタクカミが先発に来やすい事、水ラオスに出し負けるわけではないことから、ミロカロスを先発に投げることが多い
特にサーフゴーは、サーフゴー自身がミロカロスを役割だと思ってる節があるので倒しやすくて美味しかった。ただし電磁波のしびれだけはタイミングによっては怖い

弱点としては、水ウーラオスが何してくるか相手によりけりで妖テラス切るか難しいところ、中盤から増えた水オーガポンには本当に無力なところである

 

 

H236 A252 S20 A↑C↓ 妖テラス 

個人的に信頼してる、風船と耐性のみでセルフ積み起点を作れるブロロローム
1ギアチェンジでS+1最速サーフゴーまで抜ける

シーズン12序盤までは飛行テラスで使っていたが、相手が飛行テラスを読んでくるようになって地震打たれるのが5分5分くらいになり、飛行テラス要らなくない?となった
そこで、パオジアンやトドロクツキ、悪ラオスに明確に強くなれる妖テラスに変更
また、特性を防塵にすることでキノコ類を役割にできるようにした

合計種族値はそれほどだが、Hに振ることで使用感としては600族のAS龍舞に近いかもしれない
それでいて対面ハバタクカミに強く、初速の遅さからアンコールもされづらい
アチェンジがS+2のため、カイリューやサーフゴーに電磁波を入れられても次も上から動けたりする
10万馬力を手に入れたことでギアチェンジ後にサーフゴーで止まらなくなり、相手がH振りでもA+1の10万馬力で乱数で倒せる火力になる
耐性系で流行りの妖毒鋼テラスに弱点をつける技範囲なのもgod

強みとしては、風船を持つことで弱点が炎だけになり、10個の耐性とH振りの耐久力で比較的簡単に積めること
そして積んだ後のアイアンヘッドの3割怯み、ダストシュートの火力である
ダストシュートは非接触高火力追加効果3割という、(命中率を除けば)ありえないくらい好待遇の技であり、A+1でH244振りカイリューに84.2%~99.4%入る。
ステロを撒いておくか最悪アイヘで怯ませれば突破可能、相手に地震が無ければ対面から勝てることも(元々はここに確実に勝てるように飛行テラスだったが)

苦手なのは、相手は上から高火力等倍技を打ってくるのに、こっちのA+1ダストシュートでは乱数50%にしかならないウーラオス
無積みダストシュートで落とせずかつブーストエナジーのせいでS+2でも抜けないテツノツツミ等

環境上手軽に起点にできるのは
アローキュウコン、キラフロル、ハッサム、水岩オーガポン、ドヒドイデ
サーフゴーや眼鏡ハバタクカミ相手にも積んでいい
というか、素早さで負けてれば一発積んでおくぐらいの感覚でよい
最悪上からアイヘで怯ませれば勝てるので

ちなみにブーストハバタクカミは積んでも抜けないので、積まずにアイヘで殴って倒す
ハバタクカミの水テラスが怖ければ無積みダストシュートでもだいたい倒せる

耐えるぎりぎりライン
A↑水流ラオスの水テラ水流連打→90.8%~107%
C↑ハバタクカミの眼鏡シャドボ→86.4%~102.1%

火力について
A+1ダストシュートは陽気鉢巻きカイリューげきりんぐらいなのでそんな雰囲気で
困った時はアイヘで怯ませれば全て解決します

 

 

H220 A236 D12 S40 A↑C↓ 草テラス

アカツキガチグマへの対面勝ちを意識したチョッキバサギリ
S+1で最速ウーラオス抜き

H244アカツキガチグマに対してシザークロス(45.2%~53.4%)→インファイト(60.2%~71.2%)の順番で打つことにより、(わりと)オボンを発動させず、なおかつインファの耐久をダウンを気にすることなく倒すことができる(妖テラ毒テラは知らない)

その役割と平行しつつ、どこかでがんせきアックスでステロ撒けたらラッキー、みたいな立ち回りがメイン
役割上、先発より後ろに置くことが多かったり
ガチグマの相手をし損なったり毒テラ等で躱されてもステロという役割があるのが強み
草テラは水流ラオスと対峙したとき用
なんやかんや先発に投げることもあるし途中で水流ラオスと対面することもあり、そもそも草テラくさわけが無いとラオスが怖くて選出しづらいという運用上の課題があったり
ただこれは読まれやすく、とんぼ返りや毒テラス等で返されることがあるので保険程度に考えておこう

他役割としては、トリル用ガチグマをクレセリアごと単騎で突破
草テラスを使って水オーガポンの突破
チョッキを活かしてハバタクカミを突破
普通に岩技でカイリュー殴り倒す
あたりである

選出率としては5番目ではあるが、選出誘導という意味ではかなり影響が大きかった
止めれないステロであるため、居るだけでパオジアンとカイリューの選出率が下がっていたと感じられる

耐久ライン
C↑アカツキガチグマ球無テラブラッドムーン→59.5~69.9 (ステロ込み耐え)
C↑アカツキガチグマブラッドムーン→34.1~39.8%
C↑アカツキガチグマ大地の力→43.9%~52%

 

 

A252 S252 B4 A↑C↓ 地面テラス

忘れた頃に対策してないパーティを滅ぼしに来るキノガッサ

構築経緯にあるように、対水流ウーラオスを目的に採用した
が、実際キノガッサがウーラオスの相手することはほぼなく(相手はとんぼ返りか素引き)、種マシンガンを打つ機会が少なかった
さらに、バサギリと合わせてあまりに強烈にサーフゴーを誘うため、じならしが無いとそもそも選出できない
でも岩石封じが無ければカイリューに弱くなり、あれば逆に強くなる
というわけで、種マシンガン抜きキノガッサになった

種マシンガンが無くて困ったことはカバルドンが突破できなかった一度くらい
アカツキガチグマなら、キノコの胞子とマッハパンチがあれば最速起き以外なら勝てる(妖テラスされた時以外は全勝)
ハバタクカミも、最速起きされなければじならし2発でだいたい倒せるし、火力足りなくてももう1ターン寝てくれれば勝てる(この対面全勝)

キノガッサを使っていて分かったが、現在のキノガッサ対策のトレンドは
とんぼ返り→サフゴorオーガポンの着地
であった
これが見えている場合は安易に先発に投げてはいけない
というか、相手にステロが無ければ後ろに置くのが一番凶悪

地面テラスは、種マシンガンが無いゆえの火力不足解消のため
カイリュー対策にゴーストや岩でもよかったかもしれないが、どちらにせよ滅多に使わないので諸説といったところ

ちなみに、地ならしと胞子を見せると岩石封じ無しを期待してくれるし
地ならしと岩石封じを見せると胞子無しを期待してくれる
もちろん岩石封じと胞子を見せると地ならし無しを期待される
これによってイージーウィンを生み出し続けた悪いキノコである

 

 

C252 S252 B4 C↑A↓ 電気テラス

ウーラオスカイリューのテラス前後に一貫する高火力電気技を打てるスイーパーサンダー・・・だったポケモン

元々はカイリューウーラオス対策しつつ、一体くらいはパオジアンより早いのが必要と採用した
が、シーズン11中盤以降アカツキガチグマがどんどん進出してきたうえに電気半減のオーガポンも増えたため、こだわる電気技がとにかく打ちづらくなってしまった
ただ、他の電気も駆逐された結果、暴風の通りはむしろよくなり、うちのパーティがサーフゴーを強烈に誘って序盤で始末する立ち回りになりやすいことも相まって、等倍以上で刺さりまくるスカーフ暴風を連打するポケモンに進化した

ただ何せそこは暴風の命中70%、選出するのが不安すぎて滅多なことでは出さなくなってしまったが・・
型を変えようと思ったことは何度もあるが、困った時のやけくそC特化スカーフ暴風の勝ち筋が太かったがために最後までこの型で走り切った
なんだかんだこのサンダーじゃないと負けてる試合がちょくちょくある
稀にある、相手に地面が居ないケースでは非常に安定して強いポケモンだった

選出誘導的な意味でも、ウーラオスに好き勝手させないのとガチグマを誘うという意味で大きな役割があったと思う

 

<立ち回り>

何度か言っているが、このパーティは強烈に猛烈にサーフゴーを誘う
が、実はサーフゴーに勝てないのはバサギリだけ
一部の型を除けば対面勝ちできる、みたいなポケモンばかりなので積極的に出してもらって撃破すること
オーガポンはキノガッサの胞子受けのためか先発から外れやすいが高い頻度で裏に居ること
うちに先発水ラオスが出てくるときは高確率で拘ってること
トドロクツキ対策としてか、アカツキガチグマとハバタクカミがよく選出されること
相手にトリルガチグマの準備があるときは、8割トリルで来ること
これらを念頭に置いて選出と立ち回りを考えた

 

<選出サンプル>

・先発ミロカロス+トドロクツキ+(ブロロロームorキノガッサorバサギリ)

おそらく一番使った選出
ステロ警戒&サーフゴーやハバタクカミに対面勝ちできるミロカロスを先発
エースにトドロクツキ
殿or中継にハバタクカミに強くカイリューと戦える3体から誰か
という感じになる
ステロがない場合に万能なキノガッサ、ハバタクカミに強く積んで全抜き目指せるブロロローム、ガチグマに強いバサギリ、というのが各特長か

 

・先発サンダー+トドロクツキ+ブロロローム

VS受けループ
初手は物理受けなので、サンダーでハピナスを誘いボルトチェンジ
トドロクツキを対面させてはたきおとすで受けに来たヘイラッシャの食べ残しを落とす
ラッシャは身代わり警戒で雪雪崩してくるので、アクロアクロorげきりんで突破
ラッシャ以外の受けル面子にだいたい勝てるブロロロームで詰め
が流れ
これができればだいたい勝てるが、できなければ負ける
トドロクツキとブロロロームを両方受けれるアーマーガアが怖いが、受けルのガアはだいたいアカツキガチグマ用の特殊受けっぽい
出てこないことを祈れ

 

・(トドロクツキ)+ブロロロームorキノガッサorバサギリorミロカロス

VSトリルガチグマ

ブロロロームキノガッサ、バサギリ、ミロカロスの4体は、ノマテラガチグマが倒すのに2ターンかかるポケモン
これらを2体生存させておくことでトリル下のガチグマに勝利できる
その場合の先発としては、トドロクツキが最適であることが多い(多いだけで諸説)

 

<苦手な相手>

・鉄壁積んでくるキョジオーン

サンダーが居ればよいが、だいたい連れてきてないので普通に突破不可能になる
うちのミロカロスハイドロポンプ持ってるのは、HD鉄壁キョジオーンを熱湯で貫けなかったからだったり
ハイドロポンプならワンチャン無いこともない

カバルドン&トドロクツキwith水オーガポン

水ポンが怖くてカバに対してミロカロスが出せず、ステロを止める手段がほぼ無い
その場合に舞ったトドロクツキの攻撃を耐えれるのが妖テラスブロロロームだけになる
しかし、ブロロロームも無積ダストシュートでは一撃で倒せないので他が対面で削ってる必要があり、先にこちらの最速トドロクツキを出してるのが一番だがあくびカバが・・
というかなり窮屈な立ち回りを要求されてしまう

・最速襷パオジアン

倒せないことは無いが被害がデカくなりがち
バサギリにフェイントを採用したりサンダーをパオジアン対策に大改造する計画もあったが、なんやかんや被選出率が低かったのでそのままとした

・毒びししないオオニューラ

格闘対策をトドロクツキや妖テラスでやってるためかなりキツイ
地面テラスキノガッサで無理やり猫フェイタルクローを耐えて倒したことがある

<最後に>

シーズン11では開幕5日ほどでレート1800(当時25位)まで行けたのですが、結局レート1800で停滞したまま終了
シーズン12でも1800付近をずっと彷徨っていましたが、相手がうちのパーティを見て何をしようとするか、それを正確に把握することで最終日1日前にレートを跳ね上げることができました
バサギリキノガッサという、エッジの効いたポケモンを採用したおかげで相手の動きが読みやすくなったと思います

あと今期は何より、シーズン11からずっと信じ続けたトドロクツキとブロロロームをそのまま通しきれたことが嬉しかったです
SVは環境変化が激しく、同じポケモンを信じ続けるのが難しいですからね
また、レギュC、D、Eとそれぞれでレート2000をとれたため、自分がSVの環境についていけていると自信を持って言えるのも気持ちいいですね!

レギュFでも結果残せればな~と思いをはせながら、この記事を終了したいと思います

もし質問等ありましたらこちらに ツイッターことX:@ars0001

https://twitter.com/ars0001

【SVシングル・S8】3闘+イダゲザダー対面フルアタ構築【最終レート2000(474位)】

 


初めまして!もしかしたらお久しぶりです!
シーズン8において、SVで二度目のレート2000達成できました!
前回は構築記事書かなかったのですが、今回は折角なので書いてみたいと思います。

ちなみに、普段はニコニコ動画ポケモンゆっくり実況を作成しています。
この構築の動画も後日上げるのでぜひその時は見てください!

「ポケモンSM~SV」 アースさんの公開マイリスト - ニコニコ
※8/5 追記 動画投稿しました!

www.nicovideo.jp

 

 

<構築経緯>
シーズン8のパーティづくりは結構色々試しており、このパーティは3度目の大幅改変で最終日4日前に作られたものでした。
オオニューラのみ最初期から使い続けており、安定して強かったので継続して採用。
ただ、環境遷移の過程でサーフゴーが大幅に増えてかなり動きづらくなっていたため、
サーフゴーを強く意識したパーティ改変を行った。
また、TOPメタであるカイリュー、ハバタクカミ、パオジアン、水ウーラオスを対面で処理できる編成にしたく
エース枠として、これらに一貫性の高いフェアリーテラスドドゲザンを採用。
また、途中のパーティで使っていて、対応範囲の広さと前述のポケモン達と戦えることを評価し、チョッキコノヨザルとイダイトウ♀を採用。
ラオスが何テラスしても一貫した対応を取りやすく、増えてきた飛行テラバカイリューをワンサイドに仕留めれる眼鏡サンダーも採用。
最後の補完に、パオジアンを上から倒しつつハバタクカミ以外のトップメタ勢に強い枠としてテツノブジンを採用した。

そして気づいた時にはなんか全員フルアタだった

 

<個体紹介>


A252 S252 D4 A↑C↓:毒テラス

3闘のひとり
普通の襷オオニューラ・・の、フェイタルクローをダストシュートに変えて
パオジアン対策としてフェイントを添えたもの。

フェイタルクローでなくダストシュートなのは、フェイタルクローは火力が低くて
50%の上振れを引かないと結局誰も倒せないなと使っていて思ったこと
襷持ちとして、ゴツメカイリューやゴツメサンダーに触れないのがデカイこと(しかも毒引けば2発で落とせること)からダストシュートを選択した。
副産物として、ミミッキュや耐久振ったハバタクカミも一撃で落とせるのが強い。
まぁ当然20%の技外しで負けたこともままあったが、それでもダストの火力お陰で勝てた試合の方が多かった。

また、オオニューラの猫だましが有名な分、逆に今なら猫だまし打てない!とかかってくる相手が多く、そこでフェイントを撃てるのが強み。
無傷で敵を突破後、裏から出てきたパオジアンの撃破やとりあえず襷を削って退場等ができる。

あと、ダストシュートも猫だまし読み受けだしによく刺さる。

ダストシュートの火力
HB252サンダー:91 ~ 108 (46.1 ~ 54.8%) 乱数2発 (55.9%)
H252カイリュー:118 ~ 139 (59.5 ~ 70.2%) 確定2発(乱数or毒or毒テラスで2発倒せる)

 

H60 B164 C252 D4 S28 C↑A↓:妖テラス

なんで使用率が低めなのか信じられないほど便利な先発枠
素早さは4振りカイリュー抜き

オオニューラに誘われて先発に飛んでくる、サーフゴーや水ウーラオス、ドラパルト等々を刈り取るのが主な仕事。
先発でパオジアンや悪ウーラオスと対面した場合はフェアリーテラスを使う。
カシブの実はゴースト半減実。これのお陰で、サーフゴやハバタクカミ、コノヨザル等に勝てる。
このイダイトウが即死するのは、鉢巻きカイリューの逆鱗やボルトロスやレジエレキの電気技ぐらいのため、耐久と火力と技範囲、からのアクアジェットによる先発性能が非常に高い。

ちなみに適応力による火力は控えめテツノドクガよりも一回り高いぐらいある。
アクアジェットにも適応力がのるので、勝てる範囲はかなり広い。
ちなみにシーズン8時点で相手にアクアジェットが読まれるのかは、たまーに読まれるかな程度。

耐久ライン
鉢巻き飛行テラバカイリュー:174 ~ 206 (85.7 ~ 101.4%) 乱数1発 (6.3%)
鉢巻き水ラオスの水流連打: 90~ 108 (44.3 ~ 53.2%) 乱数2発
シャドーボールの火力
Hサーブゴー:180 ~ 216 (92.7 ~ 111.3%) 乱数1発 (62.5%)

 


H252 A60 B132 D52 S12 B↑C↓:妖テラス

このパーティ一番のエース枠

物理耐久にガッツリ振り、火力に振れて無い分を鉢巻きを持たせることで補ったドドゲザン。
基本的な立ち回りは、裏から出して妖テラバを連打すること。
ゴリゴリに物理耐久にふることにより、妖テラスを使えば地震も大したダメージにならず、なんならカイリュー地震ならテラス使わなくてもほぼ2耐えするレベル。
イダイトウ♂やガチグマのような、物理トリルエースを返り討ちにする時にもこの耐久が役に立つ。
鋼悪からのフェアリーへの耐性変化に戸惑っているうちに相手を半壊させるのが仕事。
特殊耐久は、臆病ハバタクカミの眼鏡ムンフォ高乱数耐えぐらいにしている。
火力は、テラス使ったH振りカイリューを妖テラバで高乱数2発にできるぐらい。

ちなみに、似た種族値で似たことができるポケモンとしてディンルーやガチグマがいるが、彼らと違って、パオジアンが初ターンにつららおとしを撃たないというメリットがある。
テラス使ったのにパオジアンに怯まされてキレた人は多いと思うが(もちろん私も!)
ドドゲザンであればその試行回数を減らせる。
また、特性負けん気によりハバタクカミの甘えるやランドロスの威嚇が効かないこと
火力に振ってない鉢巻きのため、鉢巻きバレしづらく
相手が勝手に不意打ち読みして自滅するケースがめちゃくちゃ多いのが非常に強い点だと思う。

ちなみに思念の頭突きは対毒
このパーティの誰も地震を持っていないため、相手の毒テラスがあまりに重く採用した。


耐久ライン
意地水ラオスのグローブ水流連打:90 ~ 108 (43.4 ~ 52.1%) 乱数2発
意地カイリュー地震:90 ~ 108 (43.4 ~ 52.1%) 乱数2発 (10.9%)
意地イダイトウ♂適応力水テラ球ウェーブタックル:166 ~ 198 (80.1 ~ 95.6%) 確定2発
臆病ハバタクカミのムーンフォース:90 ~ 106 (43.4 ~ 51.2%) 乱数2発 (6.3%)
テラバーストの火力
H252B4無テラカイリュー:96 ~ 114 (48.4 ~ 57.5%) 乱数2発 (93.8%)

 


H140 A252 B4 D124 S20 A↑C↓:鋼テラス

3闘の2人目
チョッキで特殊受けも兼ねたコノヨザル
素早さは4振りランドロスと最速ガチグマ抜き

ハバタクカミの眼鏡ムーンフォースを耐えて憤怒の拳で返り討ちにできる。
普通は眼鏡ムンフォで十分コノヨザルを倒せるので、妖テラスも使わずに撃ってくるので勝ちやすい。
負けん気なので特攻下がればボーナスチャンス!
また、岩石封じと冷凍パンチを使えば、飛行テラスと鉢巻き逆鱗以外のカイリューに対面から勝てる。
特に、冷凍パンチ持ってることを誰一人予想してないので
ガブやカイリューに対して驚くほど刺さった。いやほんとマジで刺さった。持たせ得だったと言っていい。
勝手にカイリューが受けだしてきてマルスケ消えて冷凍パンチで溶けるのが気持ち良すぎる。カイリュー的にはコノヨザル相手にノマテラを気軽に切れないのもポイント。

うちのパーティに地面がいないこともあり、特殊電気受けもよくしている。
ただし物理受けサンダーはちょいしんどい。
他役割としては、イーユイやテツノツツミ対策も兼ねている。

鋼テラスは、ハバタクカミのムンフォを耐えれないほど疲弊してる時に対面した時や
カイリューの鉢巻き逆鱗等のドラゴン技を耐えるのに使っている。
使う機会自体は少な目

耐久ライン
控えめハバタクカミの眼鏡ムンフォ:176 ~ 210 (86.6 ~ 103.4%) 乱数1発 (18.8%)
控えめイーユイの悪の波動:67 ~ 79 (33 ~ 38.9%) 乱数3発 (99.8%)

 

H124 C148 S236 S↑A↓:炎テラス

眼鏡をかけたアタッカーサンダー
素早さは最速ウーラオス抜き

電気の一貫がとれた瞬間、とてつもない制圧力を誇るポケモン
例え地面が居たとしても、暴風連打で(当たるなら)だいたいなんとかできたりする。
サーフゴーが絡んでいたら熱風を撃てばいい。

サンダーがアタッカーであるという認識が低いため、予想外の痛手を与えやすい。
しかも水テラスが流行っていることもあり、相手が勝手に電気の通りをよくしてくれることも多い。

霊獣ボルトロスとの違いは、悪くない耐久、そしてタイプ一致暴風の存在。
そして一番は眼鏡がまるで読まれないこと。
使ってみると、ただ高火力で殴ってるだけなのに何よりも意表がつけてしまう強さがわかる。

調整に関しては、一時期使っていたオボンサンダーの調整を使いまわしてるので深い意味はなかったりする。
とはいえ、火力耐久ともにいいラインついてるなと使っていて思った。

役割としては当然ウーラオスと、サーフゴーに対しての後出し要員(電磁波とゴールドラッシュ受け)と飛行テラバカイリューへの備え等。
TOPメタ勢のハバタクカミとパオジアンの相手ができないこと以外、わりと何でもいける口。

なお、炎テラスはそのパオジアンやハバタクカミに強くなると思って採用したが、一度も使わなかった。
素直に強い電気テラスでもいいと思う。

 

H76 C252 S180 S↑D↓:電気テラス

3闘最後の1人
素早さは準速オオニューラ抜き抜きにして残り耐久

最後にパーティインしたポケモンであるが、その時に欲しかったポケモンの条件が
・つらら怯みを心配せずパオジアン相手にテラスタルを切らずに勝てること
・ここまで対策ガンスルーだった受けループの対策になること
であったため、思いつく限り唯一それを達成できる電気テラス両刀テツノブジンを採用した。

選出としてはほぼ殿として使っていた。

電気テラスは、耐性変化と10万ボルトの火力を上げるため。
耐性面では、サーフゴーのゴールドラッシュを半減にできるようになるのが大きい。
また、サンダーなどを役割対象にできるようになる。ついでに飛行テラバカイリューも倒せる。
水テラスが流行っていることもあって、予想外のところで電気テラス10万が刺さることもあった。

4災全員の相手ができてカイリューにも強い非常に強力なポケモンだが、何といってもハバタクカミに弱い点だけは注意しないといけない。
具体的には、選出時に他2体でかならずハバタクカミを倒せる展開を考えておき、ラストにハバタクカミテツノブジン対面を作らないこと。
これさえ守ればとっても強いが、これを守るのが難しく刺さっているのに選出ができない場面はままあったと思う。

なお、テツノブジンを採用してから150戦ほど対戦したが、実は受けループと当たったのは一回だけ。
その一回では、電気テラスを使ってヘイラッシャドヒドイデハピナスをきっちり3タテしている。気持ち良かった

耐久ライン
臆病ハバタクカミのムンフォ→電気ブジン:139 ~ 165 (87.4 ~ 103.7%) 乱数1発 (25%)

A4ディンルーの地震:67 ~ 81 (42.1 ~ 50.9%) 乱数2発 (2.7%)

 

<立ち回りと選出>

・先発イダイトウ+ドドゲザン+何か

一番よくやった選出
相手にサーフゴーかドラパルトが居て霊獣ボルトロスが居ない場合はだいたいイダイトウを先発に置いていた。
イダイトウでサーフゴーを突破できれば、ドドゲザンの妖テラバが通る感じ。
6~7割はイダイトウを初手に繰り出していた。

・他選出:特に固定ナシ

ボルトやレジエレキ、イーユイあたりのイダイトウを一撃で倒せるようなポケモンが相手に居る時はコノヨザルを先発にしていた。
コノヨザルもサーフゴーの相手ができたりする。

基本的に、イダイトウかコノヨザルかオオニューラが先発になるのは間違いなかったかと思う。

それ以外は、上手く対面で戦えるように色々選出。
こちらのオオニューラ対策が相手初手に来やすいこと(または受けだしできる駒が控えてること)、ハバタクカミが高確率で繰り出されるので備えてとくこと
この2点が一番重要だったかなと感じる。
VSカイリューに関しては、こちら全員に戦う手段があるので意識する必要はない。
強いて言うなら、サンダーを出してると突然の飛行テラバカイリューにも気持ちよく対応できるか。


<苦手な相手>

・毒テラス全般

このパーティ、毒に対して抜群をつけるのがドドゲザンの思念のづつきしかない。
しかも、インファイトムーンフォースダストシュート等、こちらの高火力技が半減にされる事が多い。
有効打を撃てるのがドゲザと眼鏡サンダーくらいしかなくなるのでとにかく辛かった。

・蓄えるドオーみたいな耐久積み展開

何といってもこちらフルアタパ、相手が積むことを止められない。
多少は火力で解決できるが、ドラパルトの壁展開などを止める手段もないのがつらみ。
幸いだったのは、環境に高火力ポケや積ストッパーが非常に多く、耐久積み展開そのものの難易度が高くてめったに見なかったことか

 

<最後に>

私はシーズン中にパーティを変更するのを苦手としているのですが
最初に使っていたアヤシシトリルからのガチグマ軸は、中旬にレート1860くらいまで行ったのにその後5桁順に爆速直行。
そこでパーティを大きく変えて挑んでレート1800に帰れたものの、今度は最終日5日前時点で2万位まで順位が溶けてしまった。
これはもう駄目で元々だしやっちまえと1からパーティ思想を考え直し大幅改変
そして最終日にレート2000まで行くことができた。

同じパーティ、または似たパーティをシーズン中使い続けることで練度を上げてた私にとって、これは新しい経験であり、実績を積めたことによる自信にもつながった良いシーズンでした。

あと余談ですが、今回の私の順位がまさにレート2000のボーダーでした。

ちょっと気持ちいいよね!

もし質問等ありましたらこちらに ツイッターことX:@ars0001

https://twitter.com/ars0001

【USUM】S15使用構築 デカデカカガ【最高2056 最終2013】

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はじめまして、アースと申します。

シーズン15お疲れ様でした。
今期は自分の好きなポケモンをベースにした構築でレート2056を達成し、自身の最高レートを大きく更新できましたので記念に構築記事を書いてみたいと思います。


あ、構築名は各ポケモンの頭文字が「デ」と「カ」ばかりでなんか面白かったのでなんとなくつけました!

 

f:id:ars0001:20190619204315j:plain

<構築経緯>

S10でZガオガエンとチョッキカプ・テテフ入りパーティを使っており、その時の感触がよかったのですが、最終的にボーマンダバシャーモ、カプ・コケコあたりに
上から殴られて負け、打たれる技によっては負け、追加効果を引いて負け
というような負け方をすることが多くなりました。

そこで、主にこの3体に対してはトリルで返すことで上から制圧されやすいという弱点を克服できないかと考え、相性の良いトリルポケモンを探すことに。

条件は、Z枠を消費せず(ガオガエンがZを使うので)トリルを展開する以外でも仕事ができること(トリパでなく、あくまでギミックの一つなため)であり、一番当てはまるポケモンとしてデスカーンへと行きつきました。

2体がゴースト弱点とはいえZでなければ耐えれる耐久力も有しており、相性が良好と判断してこの3体をベースにパーティを構築していきました。

 

<個体紹介>

f:id:ars0001:20190618205045p:plain

いじっぱり 努力値:H212 A252 B4 D20 S20


一番信用している汎用型のガオガエン
ガオガエンはとにかく火力が足りないのでそれを補うねこだましと剣の舞を採用したタイマン重視型。
このパーティが鋼やリザードンをよく呼ぶため、雑に選出しても腐ることがほとんどない。

耐久力と素早さは、各種乱数1発の攻撃をどこまで許容するかと、ポリゴン2とどこまで素早さのチキンレースをするかでお好みで。
ポリゴン2は上を取ったほうが絶対的有利だし、耐久を確保しておけばアーゴヨンの龍Zやボルトロスの電気Zを耐えれる。

メイン技が一度限りのZ技と鈍足なのに反動ありのフレドラであるため、下手に攻撃するより猫だましを打った方がマシなケースや、剣舞を積むべきなケースが多い。
特に以下のポケモンが裏に控えてそうな場合に技選択を慎重にする。

受け出しから負けるポケモン
 カプレヒレ (絶対勝てない)
 バンギラス (絶対勝てない)
 ランドロス(威嚇込み剣舞ZでB特化が乱数50%)
 ボーマンダ (威嚇込み剣舞Zで耐久無振り確定1発)
 サザンドラ (剣舞Zで耐久無振り確定1発)

タイプ相性で一度だけ強引に出てくるポケモン
 バシャーモ (威嚇いれても膝で死ぬ)
 ゲッコウガ (猫+Zでワンチャン勝てる)

剣舞してからのZであればなんとかなる
 カバルドン(B特化は中乱数)
 ドヒドイデ(トーチカの毒に注意)

※参考:猫だましと剣舞込みの火力目安

猫+フレドラ 耐久無振りカプコケコ確定
猫+Z    H84振りリザXまで確定
剣舞+Z   B特化ドヒドイデ確定
猫+剣舞+Z  B特化カバルドン確定

 

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ひかえめ 努力値:H204 B172 C124 D4 S4


後だしからカプ・コケコを倒せるポケモンとして考案。
フィールドを奪った後に 10万Z→ボルチェン→10万まで確定耐えする。
特殊方面はギルガルドのゴーストZとアーゴヨンの毒Z以外は何でも耐えると思って問題ないくらい固い。
このパーティに物理ゲッコウガがあまり来ないことから、ゲッコウガからの引先としても安定する。

物理耐久は、メガボーマンダのいじっぱりすてみを高乱数耐え。
A無振りテッカグヤのヘビーボンバーやA特化ギャラドスの飛行Zも耐える。
(ただしランドロスの地面Zクラスは耐えれない)
襷枠のないこのパーティで「どんな攻撃でも耐える便利枠」として選出率が高かった。

ヒードランの眼鏡ラスターカノンを耐えて返り討ちにしたり、グライオンの岩石封じ+メガボーマンダのおんがえしを耐えたりなど、相手の意図を崩す初見殺し性能も高い。
たまにトリルエースになることも出来る。

技構成について
安定のサイコキネシスムーンフォースが確定

・10万ボルト
ほぼ交代読みやどりぎを打ってくるテッカグヤに居座るため。 
カプレヒレにフィールド奪われても楽に突破できたり、ギャラドスを10万で突破できたりと便利。

・めざめるパワー(地面)
テテフをヒードランで受ける相手が多かったので、イージーウィンするために採用。
ギルガルドメタグロスが多少楽になるシャドーボールと選択。

 

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ずぶとい 努力値:H252 B212 C44


トリルを展開してもバシャーモの2連まもるで突破された恨みから、守ることにリスクをつけれる悪だくみデスカーンを採用した。

トリルの展開について
トリルを展開してからすぐ自主退場するのは、自主的にリソースを失う行為であり、あくまでも相手のリソースを使わせて退場する方がより強いという考えから
悪だくみ+食べ残しによる「相手が絶対に放置できないトリルポケ」としてこの型を作成。

トリル稼ぎの受け回しや身代わり連打の間に食べ残しで回復、守るでのターン稼ぎに悪だくみといった動きにより、相手をそのまま3縦することもあるこのパーティの影の立役者。

火力はとある方のデスカーンを参考にし、H252メガマンダの身代わりを確定で破壊できるまで。
C+2で大体のマンダを確定2発にできる。


基本的にはバシャーモボーマンダメタグロスに対する後投げ要員。
メガバシャーモのフレドラ2発を食べ残し込みで高乱数耐え。
反動込みでだいたい相打ちぐらいに持っていける。
マンダはスカイスキンをミイラで剥げば、ノーマル技がデスカーンに通らなくなる。
メタグロスの火力も下げれるので、連続で怯まなければ後出しからなんとなかる。

意外と特殊耐久もあるため、Zを使われない限りは特殊相手でもトリルを展開できる。

 

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ひかえめ 努力値:H244 B4 C20 D212 S28
めざめるパワーは氷

デンジュモクが刺さるパーティが結構多いなと感じて採用。
中速なのでトリルとの相性も悪くない。

パーティ全体で重い電気タイプに強くなるようHD振りをベースとしている。
おかげでゲッコウガやカプレヒレの水Zを受けても返り討ちにできる。
また、ポリ2対面で余裕をもってほたるびが積める。

B方面は降っていないものの、地震を持っているポケモン
必ず地震を打ってくるため、HD振り+シュカの実により耐えれる範囲はかなりのもの。
カバルドングライオンランドロスラグラージに対して居座り大安定となるので、立ち回りや選出面でも非常に楽できた。

ステロ込でもこれらの地震を耐えれるのが、襷よりも優秀な点。

この調整の副産物として、物理特殊を問わずメガボーマンダに対してめっぽう強いポケモンになれた。
このパーティで最もメガボーマンダを倒したポケモンかもしれない

基本はマンダ軸と受ルや低速サイクルに繰り出す。
相手の初手が、ランドロスボルトロスゲッコウガあたりと予想出来る場合は積極的に先発にできる。

初見殺し性能がとても高く、相手の地震を耐えて返しの攻撃で倒す瞬間はクセになる。
地面を返り討ちにすればブーストがかかるため、そのまま試合を終了させることもあった。

 

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ひかえめ 努力値:H244 B100 C148 D12 S4

S10でカバマンダガルドがとても多かったため、この3体に一貫して強いポケモンを探し、メガカメックスにたどり着いた。
ただし悪の波動を覚えさせなかったので実際はギルガルドに勝てないのは内緒。
でもアクアジェットはめちゃくちゃよく使うので外せない。

過労死気味のテテフに変わって、トリルを頼らずにメガバシャーモを倒すことも担当。

ギルガルドを倒せずとも、マンダナットドランのような並びに対しては極端に強い。
ナットレイを倒すために水タイプのカメックスを積極的に選出できるのがとても便利。

そして特殊アタッカーなのにカビゴンで止まらないのが、今シーズンのメガカメックスの最も強い点だったかもしれない。

選出としては、マンダ、ミミロップルカリオ、バンギ及び砂パあたりが軸のパーティに投げる。
カプレヒレには非常に弱いが、カメックスガオガエンが非常に刺さっている場合以外は、カプレヒレはこのパーティには出てこない。
それでもカプレヒレが出てきそうな場合は後投げできるカプテテフとセットで選出するとよい。


メガ進化後の耐久はランドロス地震超高乱数2耐え
ようきメガボーマンダの1舞すてみタックル超高乱数耐え(いじっぱりは中乱数)
霊獣ボルトロスの特化10万高乱数耐え

火力は、水の波動でH振りカバルドン高乱数1発
冷凍ビームで無振りアーゴヨン高乱数1発(耐えられてもアクジェで確定)

 

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ようき 努力値:H116 A180 S212

ここまでが明らかにミミッキュに弱かったため、ミミッキュ対策として一番信用しているカミツルギを採用。
型は、私が愛用しているハチマキカミツルギにした。
なぜ鉢巻カミツルギが流行らないのかわからないくらい使っていて楽しく強い。流行れ

耐久は、A+2のミミッキュのシャドクロ+かげうちを高乱数耐え(確定耐えしたいが努力値が足りない)
ようきメガメタグロスアームハンマーを高乱数耐え(いじっぱりは中乱数)

火力はつじぎりとA-2つじぎりでギルガルド高乱数撃破(確定にしたいが努力値が足りない)
交代際リザードンにつじぎり+Xにメガ進化後つじぎりでH44振りまで確定

素早さは103族抜き(準速マンダまで抜きたいけど努力値が足りない)

つじぎりとはたきおとすの火力は5しか差がないが、このわずかな差でギルガルドリザードンへの確定範囲が大きく変わるため、この型を使う場合は つじぎり > はたきおとす

基本的には裏を読んで最も一貫のある技を選択する。
ハチマキゆえに、せっかくブーストしても技変更のため下げないといけない場面があるが、そもそも鉢巻きを持っているので常にブースト状態であり、下げるデメリットというのはあまりない。

その他、ハチマキの火力で便利な相手として

リフブレでB特化ドヒドイデ高乱数2発
     H振り霊獣ボルトロス確定2発
     A+1でB特化ポリ2確定2発

聖なる剣でH振りテッカグヤ中乱数2発
     B特化ポリ2確定2発
     A+1でH振りポリ2確定

 

<選出>

このパーティで一番目立つのはカプ・テテフである。
なので、相手の選出予想もテテフ対策を中心に考えてよい。

体感の選出率は、
カプテテフ>ガオガエン>=カミツルギ>=デンジュモク>=カメックス>=デスカーン

このパーティで苦手な範囲をテテフが一手に担っているため、選出率が高く過労死しやすい。
デスカーンは、私が脳みそ対面構築過ぎて気持ち出番が少なかったかもしれない。

 

<立ち回り>

以下の技や調整が読まれにくい(基本考慮されない)ため、これらをベースに相手を崩すと戦いやすい。
特に、カプテテフとデンジュモクは相手の事故死を誘いやすい。
持ち物

カプテテフのチョッキ、デンジュモクのシュカの実、カミツルギの鉢巻き

カプテテフのめざ地、ガオガエン剣舞デスカーンの悪だくみ、カメックスアクアジェット
調整
カプテテフのB振り、デンジュモクのD振り

<選出サンプル>

ガオガエン+カプテテフ+カミツルギ

ミミガッサやリザグロスに対して強い並び。
確率的にはメガリザがくる可能性が高い。
ガオガエンで対面突破するか、削ってからカミツルギで上から制圧を意識。

ミミガッサにはサイコフィールドカミツルギが恐ろしく強いので、カプテテフでサイコフィールドを展開してカミツルギで制圧していく。

 

ガオガエンorカミツルギorカプテテフ + デスカーン

メガボーマンダメガメタグロスメガバシャーモから引かなければいけない場合の選出。
これらのメガをデスカーンで受けてトリルをしていくのが基本。

 

デンジュモク+カプテテフ+カメックス

メガボーマンダから逃げずに対面突破する並び。
ミミッキュリザードンにとにかく弱いため、ミミリザがいないメガマンダ軸に繰り出すことになる

 

カミツルギデンジュモクガオガエン

受けループ向け選出
グライオン+ラッキー@1のような並びを崩すのが得意。
@1がエアームドドヒドイデなら問題ないが、モロバレルやマンダを混ぜてくるケースではカミツルギが抑えられやすいので注意

 

<無理なポケモン

ビビヨン
うちのパーティみんなS遅い、勝てない。
唯一の勝ち筋は眠り粉読みカミツルギ繰り出し。
それを成功させて勝ったと思ったらBSビビヨンに攻撃耐えられて泣いた。

 

リザグロス構築にいる控え目気合玉リザードンYといじっぱりアームハンマーメガメタグロス

リザグロスが相手パーティに並んでいた場合、2体に一貫しているガオガエンを主な対策にするのだが
控え目気合玉が70%ぐらい、いじアムハンが80%ぐらいでガオガエンが落ちる。
性格補正さえなければだいたい耐える。

 

両刀ゲッコウガ

特殊ゲッコウガはテテフで止まるし、物理ゲッコウガガオガエンカミツルギに勝つのが難しいためあまり出てこない。
しかし両刀ゲッコウガならこの3体すべてを役割対象とできる。

両刀ゲッコウガにはカメックスデンジュモクなら勝てるのだが、こちらは大体カプテテフで対応する立ち回りをするため崩されやすい。

 

<最後に>

私は過去にSMのS1で一度だけレート2000を達成したことがありますが、その時も構築も、ガオガエンカミツルギが中心となった構築でした。
そしてUSMも終わりかけのこのタイミングで、再びガオガエンカミツルギでUSM初レート2000及び、最高レート更新できたことは本当に嬉しかったです。

剣盾ではこの2体が揃うことはなさそうな気はしてますが、最後に良い結果を残してあげられて本当に良かったです。


あ、そういえば私は普段ニコニコ動画で「それとないポケモン対戦」という動画を投稿しています。
今回のパーティも、別シーズンですがその9で、仲間大会ではありますがその10で使っていますので、興味がありましたら是非ご覧ください。今シーズンの動画もまた投稿します。
以下リンクになります。

「ポケモンSM」 アース さんの公開マイリスト - ニコニコ動画


もし質問等ありましたらこちらに ツイッター:@ars0001